カウンタとタイマを組み合わせた長時間タイマ

連枝を使用して、タイマ・カウンタを活用した長時間タイマの
回路例を掲載いたします。
タイマがカウントアップした回数を数え、所定の回数に
達したら時間経過と判断する回路です。

タイマで測定出る最大時間はCPUにより異なりますが、
25.5秒(100msタイマで255)となります。
そのため、1分や1時間の測定ができません。
これを測定するためには、カウンタで数を数えます。

例えば、10分の計測の場合以下のように考えます。

10分=600秒=25.0秒*24回

これをラダーで実現していただければと思います。
記述のラダーでは、電源ON時または、X0をONすると10分の計測を行います。
X1をONすると、動作が停止します。
T0およびC1で時間を計測し、10分経過するとY3がONします。
ただし、カウントアップ後継続して実行できるようにC1をクリアしています。
もし、10分ごとに何かしなければいけない場合はこの回路をご利用ください。

連枝の動作シミュレーションについて

連枝では、StandardおよびProfessionalのいずれでも、
パソコン上でラダーの動作シミュレーションが行えます。
実機が無くても、ある程度の動作が確認できます。

また、ラダーのプログラムを学習したい方には最適ですので、
この機会にぜひご利用ください。
使い方の動画をYOUTUBEにアップしましたので、ご活用ください。

・連枝のシミュレーション機能について

・動作画面のIOシミュレーション機能について

・動作画面でシミュレーション表示方法の変更

・動作画面で自己保持回路のシミュレーション

・動作画面でフリッカ回路のシミュレーション

販売価格の値引きの変更について

従来までの販売価格の値引きを変更いたします。
皆様にはご理解、ご愛顧いただきますようよろしくお願い申し上げます。

ソフトウェア 従来10% -> 新 5%
ハードウェア 販売実績あり(富士電子様の商品は実績に関係なく) 従来5% -> 新 0%
       販売実績なし 従来5% -> 新 5%

連枝の著作権に関する契約締結いたしました

連枝に関する著作権の契約を締結いたしました。
お客様から権利について質問・ご心配いただいておりました。

契約の締結完了によって、今後は、
CAHから連枝の提供が継続して行います。

皆様のご希望やより多くの方にご利用いただくために、
連枝の多チップ対応化、広報の拡大、IoTデバイスの実現
など図っていきたいと思っております。

ご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせフォームなどから
いただけると幸いです。

LadderToolのアプリケーション更新

DIPPLCのラダーを開発するツールの
LadderToolを更新いたしました。
ツールバーが小さいや書き込み作業が面倒な部分が
ありましたので、修正しアップロードいたしました。

また、使用方法となるマニュアルにつきましても、
ご用意できました。サーバーおよびExeファイルの
圧縮部分に組み込んでおります。

ご一読いただければと思います。

DIPPLCのダウンロードサイト

連枝の姉妹品のご紹介

 前開発者様が開発された連枝の姉妹品をご紹介します。
マイコンのプログラムは他社で開発ずみですが、ラダーを作成する
ツールを前開発者様が開発、提供していたということです。

 手軽に、簡単なラダーを作成でき、また、サイズも小型ですので
非常にいいものだと思っております。そのため、皆様にご提供したいと
思い準備しておりました。
まだまだ、十分なご提供までとはいきませんが、今後、さらに充実
させていきたいと思っております。

DIPPLCのサイト

STEP命令やPULSE命令とデバッグについて

割込みを使用する命令群と高速のパルス生成命令の
同時使用時にパルスが正しく発生しない現象が
確認されています。

パルスは、割込みで生成してかなり無茶な
動作をしております。
また、デバッグやタッチパネルとの通信なども
割込みを使用しております。
このいずれの処理も同一割込みレベルで
制御しているため、通信が発生すると
パルスの発生がずれることが確認できています。

 この場合、パルス発生中は一時的に通信しないよう
変更することが可能です。
現在、対応策を検討中です。
多重割込みなどの対策が必要と考えております。

いずれにしましても、ご迷惑をおかけしております。
今しばらくお待ちください。

Toolchipの不具合について

新しく提供している連枝では、以前より ToolChip が表示される
タイミングでエラーが発生しているようです。

すべてのパソコンで発生しているわけではなく、
Windows7 OS で発生しやすいようです。

原因は調査中なのですが、解決に至っておりません。
このような症状の場合、お問い合わせいただければ
ToolChipを表示しない連枝のご提供をさせていただいて
おります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほど
お願い申し上げます。

PWMの出力について

最近お問い合わせいただいた件を記します。
ラジコン用のサーボモータの制御を連枝で行いたいとのことでした。
調べてみたのですが、今の連枝では、ご要望にお応えすることは
難しいようです。調べた結果が以下の通り。

ラジコン用のサーボモータの制御信号(PWM)
周期14.4ms パルス幅 1~2.1ms

(連枝でできること)
・ DACO命令(DA変換機能)を利用し、
周期128μs(変更不可)、分解能0.5μs
P版のみで出力可
パルス幅は、0~255範囲で、データレジスタで指定可能
 
・PULSE命令を利用し、
周期20ms(可変) 
分解能100μs 0~99の設定値で可能
ただし、設定値データレジスタではなく、
プログラムに直値で指定
 また、PULSE命令はソフトウェア割込みで実現
しているので、通信機能など使用時は、パルスが
不安定になる。

 との結果になりました。将来的には、ラジコン用のサーボモータ
の制御が連枝でできるようにしたいと思っております。
DA変換機能を改造して、ラジコン用のサーボモータを
制御できるようにしたいですね。
 

高速カウンタの無限カウントについて

PICの4525などでご提供しております、
高速カウンタの不具合のお問い合わせです。

これが不具合かどうか悩むところではございますが、
不思議な動きをしていたのは確認できました。

・PI18F452(5)シリーズ用        変換ライブラリーセット 
パルス、高速カウンタ、キー・スキャン  P452-SET-LB
高速カウンタ =割り込み入力をカウントします。 途中カウント値がメモリーに入ります。

こちらのライブラリですが、
RA4に入力されたパルスのカウント数をカウントする
ものです。カウントアップすると特定の出力がHIGHから
LOWに変化いたします。
カウント値につきましては、D30にBCD値で入るとのことでした。

カウント値の値によって、異常な値が発生することが
確認できました。
また、カウントアップしたときの出力を使用するのではなく、
常時カウンタを動かして、カウンタ値の差分をとるような場合に
異常な値が発見されました。

今回、この以上につきましては、タイマーのカウント値の
読み出しプログラムの不具合とオーバーフロー後の以上挙動により
異常なカウント値が発生しております。

現在のライブラリでは、この点を修正しております。
また、ヘルプにはカウントを行う場合には設定値を0にすると
バイナリ値として取り出せると記載されておりますが、
確認した結果こちらは確認できませんでした。
設定値をBCD値として、K9999としていただき
新たなヘッダファイルを適用していただくと
9999~0の値で繰り返すプログラムを作成することが可能となります。