連枝引継ぎの経緯

連枝は、川原強電子研究所が開発・販売されていたラダー言語(L言語)によるマイコンプログラム開発ソフトウェアです。
詳しくは、連枝の紹介ページをご覧ください。

川原強電子研究所は会社をたたまれ、現在は使用されていた事務所も引き払われています。

連枝の開発・メンテナンスは、主におひとりの方が行われておりました。
その方が、昨年ご病気となられました。状態につきましては、お友達からお話を聞く程度しかわかりませんが、連枝について話をすることは難しい状態だそうです。引き継いだ私でもお会いできておりません。

そのため、開発・メンテナンス等が行えない状況となり、連枝の引き継ぐ方を探していたようです。当初は、企業様に声をかけていたそうですが、採算性や専門性(ハード、ソフト両面)から引き受け企業様が現れなかったそうです。

11月に友人代表の方が、連枝HP上に引き継ぎ手の募集のお知らせをUPされました。引継ぎ先を決める条件は、連枝の発展でした。当方、連枝は様々な可能性があるものと思っており今後の展開を友人代表の方にご提案いたしました。

その結果、12月中旬に私(個人)が引き継ぐこととなりました。引継ぎでは、開発環境および開発に関わるデータの引き渡しが行われましたが、不慮の事故のため開発環境が失われてしまいました。
(データについては、一部欠損はあるものの、別のハードに保存していただいてくださっていたのでサポートに差しさわりはありませんでした)

4月末に、前開発者様が2月10日にご逝去されたとの連絡が入りました。
一度はお話ししたかったのですが、残念です。ご冥福をお祈りいたします。

当方としましては、前開発者様の意志を引継ぎ、連枝をより良いものにしていきたいと思っております。
実力不足で、皆様に助けられてばかりですが、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。

引継ぎ後、HPの改訂や認証ファイルの発行、バグに対するユーザーサポートを行っております。

当方としましては、まずは、ご利用いただいているユーザー様へのサポートとご要望にこたえていきたいと考えております。

皆様から頂いたご要望やご心配につきましては、検討させていただき、改善・反映に努めております。

以上の点をご理解いただき、温かい目で見守っていただけるユーザー様皆様とともに連枝を発展させていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

CAH 吉田