展開事例

DIPPLCの展開事例をご紹介いたします。

  1. 小型PLCとしての利用
  2. 2個の小型PLCの連携
  3. 株式会社コガネイ製空気圧機器実習シミュレータとの連携
  4. パソコンによる計測制御(VB2017シリアル通信)
  5. パソコンによる計測制御(Javaシリアル通信)
  6. デジタル入出力(HIGH/LOW) アナログ入力(0~1023)の学習
  7. Scratch2.0からの計測制御

・小型PLCとしての利用

CPU単体のサイズは、8mm×22mmです。そのため、周辺回路をチップ部品などを用いて構成すれば、小型のコントローラが作成できます。また、24Vで動作させるための三端子レギュレータを付けた、DIPPLCでしたら、18mm×38mmのサイズですので周辺回路の作り方次第で小型化が図れます。

CPU単体
CPU単体
DIPPLC
DIPPLC

また、評価ボードにつきましては、入力および出力にはフォトカプラを中継しているので、24Vの機器を制御できます。

使用した自動制御の例を下記の動画でご紹介いたします。

EASYPLCによる自動制御no1
https://youtu.be/dnInBRETimQ YOUTUBE動画

EASYPLCによる自動制御no1ラダーモニタ
https://youtu.be/LhoMxC8xxU8 YOUTUBE動画

EASYPLCによる自動制御no2
https://youtu.be/CV3mMFJcB_c YOUTUBE動画

・2個の小型PLCの連携

シリアル通信で、通信できるように配線し、ラダーを作成します。通信用の命令として、SETSおよびRSTSをご用意しております。この命令を使用すると、通信相手の機器にYやMのデバイスを強制ONや強制OFF指令を与えることができます。

X0がONになると、相手機器のY0およびM0をONにするようにコマンドを送信する。一方、X1がONになると、相手機器のY0およびM0をOFFにするようにコマンドを送信する。

・株式会社コガネイ製空気圧機器実習シミュレータとの連携

空気圧機器の学習ができる実習シミュレータソフトウェアは株式会社コガネイ ソリューション営業部(TEL 042-383-7173)にお問合せください。
このソフトウェアとDIPPLCを接続することで、DIPPLCの入力ピンにつないだ機器から、シミュレータ上のソレノイドバルブを制御することができます。また、シミュレータ上のリミットスイッチの信号は出力ピンに出力されます。

このシミュレータでは、レギュレータの圧力の調整ができます。また、スピコンの空気量を調整したり、ダブルソレノイドバルブの種類を変更することも可能です。また、ワークの吸着は真空吸着をシミュレートしており、真空によるワークのピックアップ、真空破壊によるワークの離脱なども再現しております。

空気圧制御シミュレータとEASYPLC
https://youtu.be/gCjd75OjXVQ YOUTUBE動画

・パソコンによる計測制御(VB2017シリアル通信)

DIPPLCのマイコンはシリアル通信でラダーの書き換えやデバイスの情報の取得・デバイスのコントロールが行えます。DIPPLCの評価および活用事例として当ソフトウェア無償配布をいたします。

また、シリアル通信の学習目的にご使用いただけるよう単純なI/O監視プログラムからAD変換による状態監視プログラムのサンプルのご提供を準備しております。

DIPPLCのモニタプログラム(EXEファイル,ソースファイル

単純モニタプログラム(EXEファイル,ソースファイル
<使用実績>
先日、ポリテクセンター中部様の在職者向けセミナーを実施してまいりました。
「パソコンによる計測制御(COM通信編)」
このコースでは、EasyPLCをCOM通信のターゲットとして、
入力や出力の取得変更、アナログ信号の測定などを
行いました。また、ベルトコンベアの動作なども行いました。

EasyPLC使用例

<受講された方のご意見>
・会社の製品では、COMの割付を固定にしていたが・・・自動的に割り振る手法があればより効率的でユーザビリティに富んだ製品を提供できる。

古い計測器や古い機器をネットワーク化してみたり、組み込み機器との通信など
また、Ethernetの機器を仮想COMポートにすることもできますので
VBのCOM通信の知識があると便利です。

ぜひご活用いただけると幸いです。

・パソコンによる計測制御(Javaシリアル通信)

DIPPLCはシリアル通信を行うことができます。評価ボードをご利用いただくと、Windows8以降では汎用のCOMポートとして認識されます。また、プロトコルは非常に単純なため、通信プログラムの学習からJavaのクラス化や文字の操作などの学習が行えます。学習教材としてご活用ください。

DIPPLCのモニタプログラム(EXEファイル,ソースファイル

教材につきましては、順次、当サイトにて提供したいと考えております。

・デジタル入出力(HIGH/LOW) アナログ入力(0~1023)の学習

DIPPLCは、デジタル入力が8点(うち2点はアナログと切り替え)デジタル出力が6点があります。
パソコンから機械を制御する場合の1、0の制御の学習や、アナログ信号(写真では、ボリュームやレバーの倒した量)を取り込むなどの学習が行えます。また、外部のセンサ回路と接続することで、簡単な温度計測や制御も実現できます。

・Scratch2.0からの計測制御

学習目的で使用するため、Scratch2.0からコントロールできるソフトウェア環境を準備中です。JavaによるサーバープログラムおよびScratch2.0の設定ファイルを現在準備中で、準備ができれば、公開する予定です。

※ 当方はご提供するすべての商品につきましては、使用環境・用途における事故・損害に関しては一切の責任を負いませんのでご了承願います。使用につきましては十分な製品評価やプログラムの評価を行いご利用者の責任の下ご採用ください。