割込み回路2(割り込み回路を実働させる)

◎実際にPICに書き込んで動作させます。
その時、X、Yの入出力はすべてダイレクトになります。
その他の接点やDメモリーについては、通常ループ中の扱いと同じで、ループ中の回路に影響を与えます。

◎通常ループ中にダイレクトに入出力する命令についてはヘルプを参照してください。

(1)タイマ割り込み設定

タイマ割り込みのみの回路です。
X24をオンすると、[IEND]以降の回路のタイマ割り込みが発生し、Y36に図1のパルスが指定数だけ、設定に従った、オン・オフ幅で発生します。
(OUTF命令は出力接点のオフ命令です)。

   図1

(2)I/O割り込み設定
RB2による、I/O割り込みのみの回路です。
X15をオンすると、[IEND]以降の回路にRB2=0によるI/O割り込みが発生します。
、RB2をオンする毎に、Y32がオンとオフを繰返します。
(チャッタリングの度にオン・オフしてしまうので、チャッタリング防止するか、
チャタリングのない、I/O出力による入力を使用します)。

(3)RB2割り込みによるオン/オフ・タイマ起動回路の設定
M8がオンすると、RB2による割り込みでTMR3の回路が起動します。
RB2をオンする毎に、Y31が指定時間に従って、指定回数だけオンとオフを繰返します。
(図2の波形の上はRB2の入力、下はY31の出力です)。

 図2

◎スキャン回路のアイデア

以下のような回路にすれば、タイマ割り込みのたびにスキャン用のビットがRD0~RD3に発生します。