CAN通信を使用する場合

CAN通信を使用する場合、以下の点に注意してください。

・機器のCPUに注意してください。
 458・258 シリーズ同士、4585・4680シリーズ同士での
接続しかできません。458と4680の接続はプロトコルが異なるため
通信できませんのでご注意ください。

 PIC18F458(PIC18F258) – PIC18F458(PIC18F258)

PIC18F4585,PIC18F4680 – PIC18F4585,PIC18F4680

・クロックは必ず外部発振をご使用ください。
CPU設定で、「XTL外部」にチェックを入れ、
CPUクロックをCPUのデフォルト値を指定してください。
その他のクロックを指定した場合、I2Cなどの不良動作と
なることがあります。
※内部クロックでは、不安定動作の原因となります。

・MCLRは必ず外部入力をご使用ください
CPU設定で、「リセット外部」にチェックを入れ、
10kオーム程度でプルアップしてください。
 また、リセットICなどで対応してください。
※MCLRを内部で使用した場合、正常動作しないことがあります。
・・・MCLRを内部のとき、CANに接続された機器が
 途中で、電源が入ったり、電源を入れなおした場合、
再投入後、タイマーが正常動作しなかったり
処理が停止したりします。外部入力によるMCLR(プルアップのみ)で
不具合が解消いたしました。外部

・CANを使用する場合は、シリアル通信が正常動作していません。

 不具合情報をご確認ください。今後、改善に努めたいと思います。

CANとシリアル通信について

18F4680のデバッグ中に確認できた不具合です。
CAN通信を有効にすると、シリアル通信の動作に影響を与えます。

具体的には、PICの受信が数回程度しかできず
それ以降は受信処理が行われないようです。
CAN通信が無効な場合は正常動作しております。
また、PICからの送信については問題なく動作しております。

現在、調査中ですが、問題解決まで時間がかかりそうです。
ご迷惑をおかけいたしますが、今しばらくお待ちください。

スペースを含むファイル・フォルダ名変換不可について

 ファイル名やフォルダ名に全角文字が含まれると、PICのHEX変換時に動作が停止いたします。
また、スペースを含むファイル名や、フォルダ名の場合、HEX変換せず、
アプリケーションが停止いたします。
 過去のバージョンでは、発生しなかったとのご連絡をいただいております。

 原因を特定して、ライブラリを修正いたしました。
ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承ください。

4525割込み内でI2C通信

 4525の割込みライブラリ(452-INT-LB)をご使用いただき、
割込みプログラム内で、汎用I2C通信(I2CINF-LB)などを使用した場合、
IO(Y)が正常に動作しない不具合が見つかりました。

 CPUのライブラリの不具合が原因でした。
現在は、改善しております。

ご迷惑をおかけいたしました。

16F84のT201高速タイマについて

16F84の高速タイマがマニュアルではT200、T201の二つあります。
しかし、実機において、動作させるとT200しか動作しておりませんでした。
T201の不良動作につきましては、ライブラリのバグが原因でした。

修正したライブラリをダウンロードサイトにアップいたしました。

お手数ではございますが、差し替えをお願い申し上げます。

ダウンロードサイト

Toolchipの不具合について

新しく提供している連枝では、以前より ToolChip が表示される
タイミングでエラーが発生しているようです。

すべてのパソコンで発生しているわけではなく、
Windows7 OS で発生しやすいようです。

原因は調査中なのですが、解決に至っておりません。
このような症状の場合、お問い合わせいただければ
ToolChipを表示しない連枝のご提供をさせていただいて
おります。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力のほど
お願い申し上げます。

高速カウンタの無限カウントについて

PICの4525などでご提供しております、
高速カウンタの不具合のお問い合わせです。

これが不具合かどうか悩むところではございますが、
不思議な動きをしていたのは確認できました。

・PI18F452(5)シリーズ用        変換ライブラリーセット 
パルス、高速カウンタ、キー・スキャン  P452-SET-LB
高速カウンタ =割り込み入力をカウントします。 途中カウント値がメモリーに入ります。

こちらのライブラリですが、
RA4に入力されたパルスのカウント数をカウントする
ものです。カウントアップすると特定の出力がHIGHから
LOWに変化いたします。
カウント値につきましては、D30にBCD値で入るとのことでした。

カウント値の値によって、異常な値が発生することが
確認できました。
また、カウントアップしたときの出力を使用するのではなく、
常時カウンタを動かして、カウンタ値の差分をとるような場合に
異常な値が発見されました。

今回、この以上につきましては、タイマーのカウント値の
読み出しプログラムの不具合とオーバーフロー後の以上挙動により
異常なカウント値が発生しております。

現在のライブラリでは、この点を修正しております。
また、ヘルプにはカウントを行う場合には設定値を0にすると
バイナリ値として取り出せると記載されておりますが、
確認した結果こちらは確認できませんでした。
設定値をBCD値として、K9999としていただき
新たなヘッダファイルを適用していただくと
9999~0の値で繰り返すプログラムを作成することが可能となります。

4620および4680への対応について

現在のところ、4620および4680に対応した
ライブラリが見つかっておりません。

以前は、対応したライブラリがあったとの
お問い合わせをいただいたのですが、
調査中です。

また、引き継いだ時点での販売ソフトおよび
ハードの再開を目指していますので、
新しいチップへの対応は少し時間がかかりますことを
ご了承ください。

4525でBCD命令の動作仕様の変更

以前の4525のライブラリでは、BCD命令の転送先の
デバイスは、ワードデバイス1つ分でした。

一方、最新のライブラリでは、BCD命令の仕様が
変更されております。
変更範囲は、指定したワードデバイスと次のデバイス
2つ分を変更いたします。

ご注意ください。

4525で高速パルスが断続的になる

 高速パルスを出力する機能と通信機能両方使用する
プログラムの場合、高速パルスが断続的に
出力される現象が確認できました。

 これは、パルス出力中に通信機能が働き、
パルス出力が中断されることによる
不具合となります。

 根本的な解決ではございませんが、
高速パルス出力中に通信を停止する措置を
する対応をする予定です。

また、この仕様につきましては、今後根本的な
解決に向け検討する予定です。