「連枝」(れんり)ではI/Oの拡張用素子としてMCP23008、MCP23017を使用し、ラダー図上でX、Yの各チャンネルの8~F(23008)、0~F(23017)を使用するだけで外部に接続された各々8ピン、16ピンのI/Oをアクセスすることができます。各ピンを入力(X)に使用するか出力(Y)に使用するかは任意です。
拡張はI2Cと同じ回線を使用します。
従ってこの回線を利用すれば、MCP23008またはMCP23017をロボットの端末として使用できます。足りなければ2つ以上を同一場所に使用してピン数を倍にすることもできます(これら拡張用素子を制御できるのは、1箇のCPUのみですが、I2C通信の性質上、拡張用素子は、I2C通信ライン上であれば、どこにでも置くことができます。)
CPU搭載のI2C通信ポートにExpanderICを接続する。
MCP23008やMCP23017を番号に合わせて、局番設定する。
以下の表の?は、XまたはYが入ります。
IOの割り当て表
接続配線図
ExpanderICを使用する場合は、拡張有に設定を入れ、「MCP320素子」を選びます。