無手順でのシリアル通信のラダーについてご紹介いたします。
通信プロトコルが自由に変えることができるものなので、多くの機器との通信が可能です。
18F452シリーズのマイコンでライブラリを使用することで行えます。
一般的な機器では、コマンドの終端文字としてCR(0D)LF(0A)がついていることが多いです。
このような機器と接続したり、CRLFを出力してパソコンと接続したりする場合に用います。
回路としては、以下の通りです。
送信するデータを事前にデータレジスタに格納しておき送信コマンド(SROT)を実行します。
K9は送信バイト数、D0は先頭のレジスタ、M11は送信終了フラグです。
送信指令となるM11をONし、SROTコマンドが処理を終了するとM11をOFFにしてくれます。
そのため、M11が送信中には別の送信を行わないように注意が必要です。
次に、連続してシリアルのコマンドを送る方法を紹介します。
連続して、データを送る場合、送信コマンド終了の信号の立下りを利用します。
送信コマンドのリレーがON->OFFになると、次の送信に移ればよいので、その立下り信号をPLF信号で取得します。
その出力信号を次の送信動作の開始接点とします。