連枝を使用して、タイマ・カウンタを活用した長時間タイマの
回路例を掲載いたします。
タイマがカウントアップした回数を数え、所定の回数に
達したら時間経過と判断する回路です。
タイマで測定出る最大時間はCPUにより異なりますが、
25.5秒(100msタイマで255)となります。
そのため、1分や1時間の測定ができません。
これを測定するためには、カウンタで数を数えます。
例えば、10分の計測の場合以下のように考えます。
10分=600秒=25.0秒*24回
これをラダーで実現していただければと思います。
記述のラダーでは、電源ON時または、X0をONすると10分の計測を行います。
X1をONすると、動作が停止します。
T0およびC1で時間を計測し、10分経過するとY3がONします。
ただし、カウントアップ後継続して実行できるようにC1をクリアしています。
もし、10分ごとに何かしなければいけない場合はこの回路をご利用ください。