拡張機能とは、IOが足りなくなったときやCPUを連携させたいときに使用する機能です。種類として、以下のものがあります。
- CPUマルチ拡張( 最大IO数 58ピン CPU2個)
- Expander(MCP)拡張( 最大IO数 88ピン IC8個)
- I2C拡張(最大IO数 124ピン CPU4個)
- CAN拡張(IO数 248ピン CPU8個)
- その他、上記拡張の組み合わせ
名前 | 概要 |
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CPUマルチ拡張 | 同一CPUを接続し、通信によりIOを増やす方法(XやYで拡張、拡張側のCPUはラダーを記載できない。) |
Expander拡張(MCP) | MCP23008やMCP23017をI2Cで接続し、拡張する方法(XやYで拡張) |
I2C拡張 | 同一シリーズCPUをI2Cで接続して、BデバイスやWデバイスをやり取りする方法(CPUそれぞれでラダーが記述できる) 接続距離が短い。また、デバイスが増えると通信速度が極端に遅くなる。4台位が限界です(P452-I2CINF-LBが該当) |
CAN拡張 | 458と458、4585と4585・4680といったCPUをCANで接続して、BデバイスやWデバイスをやり取りする方法(CPUそれぞれでラダーが記述できる) 接続距離が長く、通信速度は速い (P452-CAN-LB P18F452-LBには18F458が対応、P18F4525-LBは18F4585が対応) |
CPU・機能 | MCP23008/MCP23017使用 | 同一CPU連結(マルチ | I2C通信 | CAN通信 |
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PIC16F | ◎ | X | X | X |
PIC18F | ◎ | ◎ | ◎ | X |
PIC18F458[5] | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |