・連枝のStandard版を活用したNゲージのポイント操作
( 本間マネジメントオフィス 様 )
Nゲージのポイント切換をPIC16F84で行うシステムを作成されたとご連絡をいただきました。
切替についての制御のプログラムを連枝のラダーで行えます。
詳しくは、以下のサイトよりご確認ください。
https://nine.turnout-system.com/index.html
・エレベーターのテスト機をつくりました(北海道、帯広市のY氏から)
エレベータの実機の試作のための模型です。
PIC16F876を使用して、簡単に作ってみました。ちゃんと動きます。
停止用のリミットSWは、本体の磁石と各階のリードスィッチによっています。
但し、これを実用的にするにはまだ改良しなければなりません。
連枝を使って、改良を試みます。
動画じゃないのが残念です。
(感想)「連枝」(れんり)での机上設計はともかく、大変なのは実働部分です。
なかなか頑張って、シンプルにまとまっています。
左写真の真中あたりにエレベータがあります。
・「連枝を使った工作」ではなく、「連枝に便利な工作」を作りました。 (投稿者 山ト進歩さん)
連枝専用の、簡易キーボードのような物です。
よく使うボタンが、まとまってるので、便利です。
中身は、ジャンク品のゲーム用パッドの基板です。
ボタンを取り付けてその上に、記号のシールをはったビニールをかぶせてある、単純な作りです。
あとは、ゲーム用パッドでキーボードを操作できるようにするソフトを使い、「F1」「F2」「F5」等を、ボタンにわりふりました。
「連枝」は一応キーボードだけで操作できるようになっています。ユーザーの希望があったからです。
こういうものができるとすると、そういう希望に応じておいて良かったと思いました。
USBだものね。ビックリしちゃいます。
・3の倍数になるとパット表示(投稿者 山ト進歩さん)
回路図(MBSファイルをtxtに変更しています。拡張子をMBSに変更して使用してください。)を所定フォルダーに保存し「連枝」で開くことができます。
① 電源スイッチをONにします。
② 7-SEGに、00と表示されます。
③ 押しボタンスイッチを押すと、押した回数が7-SEGに、表示されます。
④ 3の倍数と3のつく数になると、7-SEGの上にある、LEDランプが点灯します。
⑤ 押しボタンスイッチを99回押して、もう1度押すと、00と表示されますが、その後も3の倍数でLEDランプが点灯します。
⑥ しかし、100の位の3のつく数は、回路が認識していませんので、それ以上の物は、回路を増やさないと無理なようです。
⑦ 押しボタンスイッチを押すのがめんどうな場合は、押しボタンスイッチを、3秒間長押しすると、その後はボタンから指をはなしても、1秒に1つずつ、数字が増えていきます。
⑧ やめる時は、電源スイッチをOFFにします。
表 裏
(感想)
この回路のすごいところはPIC16F84で7SEGの2桁をスキャニングしているところです。
「連枝」の製作者としても驚いてしまいます。
下も同じ投稿者ですが、いずれもいわゆる’少年の心’がないと作れない製品だなあと思いました。
・フラッシャーの製作
真中あたりのDIP-SWによって図形が変わります。設定によっては違った図形が交合に表示されます。
(感想)
これをラダーと16F84で作ったとは感心しきりです。
手がくたびれたら、自分の顔を横(この場合は縦)に振っても同じ結果が得られます。
だとすると、3の倍数目で世界のナベアツの顔がゆがむというのもできるはずですが、
そのためには、まずLED数を増やすために18F452の変換LBと、かなり大きな表引きが必要になります。
・信号機への応用
PIC16F84(A)を動作させて見ました。
単純な信号機の ラダープログラムの入門ですが、タイマーを使って
自己保持の開始条件と 解除条件のトレーニングができます。出力のY接点
だけでも奥が深いですね!基板はシーケンサ風の端子にしました。 H-20 7/9 岐阜県 ミワ
(感想)ここにSINGOU1.MBSファイルがあります。(MBSファイルをtxtに変更しています。拡張子をMBSに変更して使用してください。)
簡単にスッキリ出来ています。「連枝」で開いてみて下さい。
・紙パンチ支援機
今回、某施設から依頼され、ダウンロードによるフリー版のみにより紙パンチ支援器の試作品がを作りました。
装置に使用している基板は名古屋の大須(タケイムセン)でPICライターとその他の部品含めても
五千円ぐらいで購入した物で作りました。
機械部分は廃材と百円ショップの商品を利用してコストを抑えました(名古屋 古田)。
(感想)部品屋をまわって、1万円以下でこれだけのものを作ってしまうなんて、楽しいですね。
日本の電気関係の物作りの原点です。
・コンベアへの利用
CPUのPIC16F84AのI/O13ピンの内の12ピンを使用し、連技のソフトでプログラムを作りました。
以下のコンベアが順調に動作しています。
中央あたりの上部にPIC16F84搭載の基板が見えます。
(宮城、工業センター)
眼球動作・検出装置への応用
神経筋疾患などで、全身の自発的な運動能力を失ってしまった人のために、周囲の補助器具にオン/オフなどを入力する場合、眼球の動きを検知して、各種信号に変化させる装置が必要とされています。
札幌医科大学大学院保健医療学研究科(主研究員、宮坂智哉氏)で、この装置の開発にあたり、
「連枝」(れんり)と当社の標準基板を使用して、眼球動作検知後の機械コントロール部分に充分な機能を得ることができたようです。
基本的には小型カメラによる、画面上の白黒のトーン変化を検知することによっています。
ハード面の説明はありませんが、こちらの雑誌にその詳しい仕様がのっています。
◎以下は装置の写真と実験の様子です。左上が表、右上が裏で、小型化に成功しています。