サポートしている命令と特殊補助リレー

「連枝」本体では、以下の基本命令をサポートしています。
スタンダード(S)版は基本命令のみをサポートしています。

基本命令
LD ロード 演算開始 a接点
LDI ロードインバース 演算開始 b接点
AND アンド 直列接続 a接点
ANI アンドインバース b接点
OR オア 並列接続 a接点
ORI オアインバース 並列接続 b接点
PLS パルス 立上り検出 コイル命令
PLF パルフ 立下り検出 コイル命令
SET セット 動作保持 コイル命令
RST リセット 動作保持解除 コイル命令
TIM タイマ 設定時間後タイマコイルON
CNT カウンタ 設定カウント後カウンタコイルON
SFT シフトレジスタ
OUT アウト 接点出力
◎特殊補助リレー
機能 デバイス
0.1 秒クロックパルス M9030
0.2 秒クロックパルス M9031
1 秒クロックパルス M9032
常時ON リレー M9036
常時OFFリレー M9037
立上り後1スキャンのみONリレー M9038
立上り1クール後1スキャンのみONリレー M9039
0フラッグ M9013

「連枝」本体では、基本ライブラリーの範囲内で以下の応用命令をサポートしています。
プロフェッショナル(P)版は、基本命令と応用命令をサポートしています。

註)応用命令については<関数ヘルプ>を参照してください。
註)S版とP版の違いはこちらを参照してください。

応用命令 微分あり(P) 32ビット有り(D)
算術演算命令
BCD16ビット加算
BCD16ビット減算
BCD16ビット乗算
BCD16ビット除算
B+ BIN16ビット加算
B- BIN16ビット減算
B* BIN16ビット乗算
B/ BIN16ビット除算
INC BCD4桁インクリメント
DEC BCD4桁デクリメント
INCB BIN4桁インクリメント
DECB BIN4桁デクリメント
BCD⇔BIN変換命令
BCD BINデータ→BCD4桁変換
BIN BCD4桁→BINデータ変換
データ転送命令
MOV 16ビットデータ転送
CML 16ビット否定転送
XCH 16ビットデータ交換
ビット演算命令
STC キャリー・セット
CLC キャリー・リセット
論理演算命令
WAND 16ビットデータ論理積
WOR 16ビットデータ論理和
WXOR 16ビットデータ排他的論理和
WXNR 16ビットデータ否定排他的論理和
NEG 16ビットデータ反転
ローテーション命令
ROR 16ビットデータの右ローテーション キャリーを含まない
ROL 16ビットデータの左ローテーション キャリーを含まない
RCR 16ビットデータの右ローテーション キャリーを含む
RCL 16ビットデータの左ローテーション キャリーを含む
SFR 16ビットデータnビット右シフト
SFL 16ビットデータnビット左シフト
比較演算命令
= 16ビットデータ比較 S1=S2のとき出力
<> 16ビットデータ比較 S1<>S2のとき出力
> 16ビットデータ比較 S1>S2のとき出力
>= 16ビットデータ比較 S1>=S2のとき出力
< 16ビットデータ比較 S1<S2のとき出力
<= 16ビットデータ比較 S1<=S2のとき出力
マスター・コントロール、継続命令 &アイドリング命令
MC マスタコントロール 共通直列接点用 コイル命令
MCR マスタコントロールリセット 共通直列接点解除命令
–>> 接点の継続
>>– 接点の継続受け
MC1 1μSアイドリング命令
MC100 100μSアイドリング命令

各CPUでは、以下の特殊途命令をサポートしています。

別途命令 PIC16Fシリーズ PIC18Fシリーズ 別売り
SERI シリアル通信IN命令
SERO シリアル通信OUT命令
SRGO シリアル通信実行命令
SRIN シリアル通信IN命令
SROT シリアル通信OUT命令
ADCO A/Dコンバータ命令
ADCO2 同上12ビット命令 MCP3208使用
DACO D/Aコンバータ命令
SEG 7-セグメント表示命令
STEP ステッピング・モータ用コントロール命令
PULSE パルス出力命令
ENCOD エンコーダー・カウント命令
LCDL 液晶表示(下行)
LCDH 液晶表示(上行)
BCDDA 液晶表示用BCD値->アスキー変更
BMOV 一括ブロックムーブ
FMOV 1WORDブロックムーブ

註)別売りでないものは、P版の基本ライブラリーに含まれています。
註)PICは16ビット命令のみ使用できます。
註)PIC18F452のバイナリーの割り算B/には例外的に非除数(第1オペランド)がD?、D?+1の32ビットになります。
PIC18F452のバイナリーの掛け算B*は16ビット命令ですが、結果はD?、D?+1の32ビットになります。
註)PIC16F88では、シリアル通信用命令をサポートしていません。
註)この他、割り込みに関する命令が複数ありますが、ヘルプを参照してください。
註)P版は、応用命令が使用できるほか、電源断後の記憶用のLリレーとDメモリーの使用や、
拡張用素子によるI/O数の拡張が可能になります(こちら参照)
註)液晶表示は、SC1602、SC2004(秋月電子販売)の各シリーズの他ACM0802シリーズの8文字2行品にも同一変換LBで対応し、
I2C液晶モジュール」(ストロベリーリナックス社)
秋月電子販売)を各々、別売りソフトでサポートしています。